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PANCETTA

11th performance

“Na” 

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ご挨拶

 
 皆様こんにちは。あっという間に2022年も3月となり、春の陽気も感じられるようになってきた今日この頃。こうして劇場に足をお運びいただいたこと関係者一同大変嬉しく感じております。本当にありがとうございます。
 コロナウイルスのある生活にも随分と慣らされてしまい、人の顔すべてをみる機会もだいぶ減ってしまいましたが、そのコロナが流行り出した頃、2020年3月に、「Na」という作品は披露する予定でした。当時、未知のウイルスの存在に脅かされ、断腸の思いで、公演中止という判断を下しました。稽古も中盤に差し掛かった頃の出来事でした。脚本も完成し、ある程度作品が形になりつつあった状態から、披露されることなく早2年。やっと、「Na」という作品が日の目を見ることとなります。この2年で大きく書き換えられ、創作し直し、成長した「Na」を楽しんでいただけたら幸いです。
 この2年、歯を食いしばりながら、なんとか創作活動を続けてこられました。ひとえに、支えてくださる、関わってくださる、そして観に来てくださる皆様のおかげです。もちろん、苦しいの我々だけでなく、皆平等に苦しいのは承知です。なかなか先の見えない世の中ではありますが、それでも一つ一つ、目の前のことを乗り越えていくしかありません。こうして皆様が一つの空間に集まり、一つの作品を共有することで、また明日から何か少しでも頑張ることができたり、ものの見え方が少しでも変化することがあれば、我々にとって本当に幸せなことです。もし作品を気に入ってくれたのならば、ぜひ一緒に外へ広めていただけたら嬉しいです。
 いつでもどこでも、自分の欲しいものが、情報が、手に入るような便利な世の中ではありますが、足を運び、同じ空間で、見て、聞いて、感じるという体験は、何にも代え難いことだと思います。この空間を共有するからこそ感じられるものであるべきと信じて、PANCETTAでは作品づくりを行なっています。ぜひ今後とも、足を運んで、生で体感いただけたら嬉しいです。下北沢には、たくさん劇場があります。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ、色んな劇場にも足を運んでみてください。
 
 さて、「Na」です。ご覧ください。あなたの隣を、前を、後ろを。きっと「Na」の知らない人が座っていることでしょう。知らなくても、空間を共有し、共存しているのです。きっと「Na」を知らないだけで、たった数分でもコミュニケーションをとれば、理解しあえるはずです。世界では、人と人が殺し合うという、とんでもないことが平気で行われています。私たちは、そんなことをするために生まれてきたわけではないはずです。今、私たちにできることは何かと言われたら、難しい問題ではありますが、どうか今みなさんがいるこの空間は、温かい気持ちで溢れていると信じております。
 
 どうぞごゆっくり、お楽しみください。
 
一宮周平

※ここから先は終演後にご覧ください!

 

 

——  Set list  ——

Become a king

Ko・So・A・Do

Called "Sensei"

Blue goat

Number

No name

Named

 

 

脚本、演出

一宮周平(PANCETTA)

 

出演

佐藤竜、はぎわら水雨子(食む派)、山﨑千尋、一宮周平

 

音楽、ピアノ

加藤亜祐美

 

チェロ

志賀千恵子

 

 

 

舞台監督 小川陽子

 

照明 黒太剛亮(黒猿)

 

音響協力 竹下好幸

制作 小泉沙百合

 

絵 松本亮平

 

デザイン 斎藤俊輔

 

撮影 市川唯人

 

PR Chika

 

当日運営協力 竹田紫月、杉本未歩

 

「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

主催:文化庁、一般社団法人日本演出者協会

企画・制作:一般社団法人日本演出者協会